当協会について
一般社団法人日本糖質制限医療推進協会は、医療関係者、糖尿病罹患者、糖尿病予備軍ならびにその家族を対象に、講演会、交流促進事業、出版等の普及啓発活動を通し、広く糖尿病治療ならびに食生活に関する正しい知識を流布することを目的として設立された非営利団体です。
◆当会のミッション
当会は、下記の四つの目的を達成すべく、「糖質制限食」の啓蒙活動を行っています。
一、糖尿病による合併症患者および死亡者の減少
一、糖尿病予防ならびに境界型糖尿病(糖尿病予備軍)の早期発見
一、医学的根拠に乏しいダイエットの蔓延に伴う健康被害の根絶
一、医療費の大幅削減
残念なことに、日本では、食後高血糖を招く唯一の栄養素である「糖質」を大量に摂取させ、医薬品で高血糖を抑えるというマッチポンプ的な糖尿病治療が主流となっています。
患者の健康よりも、医薬品業界や穀物産業を重視するその姿勢は看過しかねるものがあります。
「医師の指導に従えば、病状が悪化する」
これが日本で繰り返されている糖尿病治療の実態です。
私どもは、肥満者または糖尿病予備軍の方においては、糖尿病の発症そのものを、糖尿病発症者においては、深刻な合併症を予防する効果が極めて高い「糖質制限食」が、世界中で年々爆発的に増加している糖尿病罹患者を救う有力な手段であると確信しています。
そもそもヒトにとって必須栄養素ではない「糖質」を主成分とし、また近代になって商業的、農業政策的都合によって大量生産され、大量摂取を促されるようになったに過ぎないコメ、ムギなどの穀物を、血糖コントロールが不能となった糖尿病罹患者に主食として毎日摂取するよう指導している現代日本の糖尿病治療は、非科学的であるだけでなく、害悪であるとさえ言えます。
また、糖質は肥満ホルモンの分泌を促す物質であるため、糖質の頻回過剰摂取が当たり前となった近年の日本においては、「自分は太っている」と感じる人が増えるのも当然のことと言えます。このことが、多くの人々を、医学的に誤った、時には危険でさえある「ダイエット」に走らせており、その結果、栄養失調、摂食障害、自律神経失調、精神障害など、様々な健康被害を生み出していることは周知の事実です。
弊会は、医学的根拠に基づいた、自然かつ安全な食事法としての「糖質制限食」を広めることで、誤ったダイエットによる健康被害者を一人でも減らすべく、積極的に働きかける所存です。
現在の糖尿病治療は、医療機関や製薬会社にとって、極めて効率的な集金システムとなっています。
このシステムにおいて典型的な糖尿病患者が通過するコースは、
糖質大量摂取→投薬→悪化→さらなる投薬→悪化→各種手術、投薬→(人工透析)→死亡
医師の指導に従っている多くの糖尿病患者はこの道を辿っております。また、このコースに患者を乗せることで、医療機関は20-30年の間、継続的に患者および健康保険から大金を引き出すことが可能です。
糖質制限食を正しく実行すれば、医薬品の必要性が殆どなくなり、合併症を併発する確立が大きく減少します。
私どもは、糖質制限食を採用する良識ある医療者が一人でも多く増えることで、現在浪費されているに等しい、年間数兆円とも言われている糖尿病関連の莫大な医療費が大幅に削減され、より重要な医療のために効率よく使われることを願ってやみません。
◆主な活動内容
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医師、管理栄養士による講演会、講習会
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各種メディアを通じた普及啓発活動
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会員間の交流促進、勉強会、料理教室など
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糖尿病患者への支援活動
◆協会概要
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名称: 一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会
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代表理事: 江部康二
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所在地: 〒616-8265 京都右京区梅ヶ畑畑町3番地
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